本諏訪 裕幸

洋服のファンを作る仕事から、

会社のファンを作る仕事へ
洋服のファンを作る仕事から、

会社のファンを作る仕事へ

MOTOSUWA HIROYUKI本諏訪 裕幸

人事部 人材開発課
2011年入社

キャリアパス

  • 販売員
  • PR
  • 人事

「伝える」というスキルを武器に

学生時代にユナイテッドアローズでアルバイトをしていたのですが、その当時は「ファッション業界では他の人たちに勝てること(仕事)はない」と自分に自信を持てず、他の業界に進むことを決意しました。
最初はタイヤメーカーに勤め、その後に自動車関係の出版社へ転職。その業界ではそれなりに活躍できたと自負しています。あるとき、編集記者の経験で自信がついた「伝える」というスキルをもってすれば、ファッション業界でも仕事ができるのではと思い立ちました。多感な時期に多くの影響を与えてくれたユナイテッドアローズへの恩返しも含めて、会社のために働きたいと思い、再びファッション業界の門戸をたたきました。

店頭での販売職を経てPR部門へ異動し、特にデジタルメディアに関して多くの業務を任されました。店頭とは違い、顔の見えない多くのかたを一度に相手をする「ウェブ」という世界は特殊なものではありますが、前職の経験が多分に活かされ、さまざまなコミュニケーションを生み出し、多くのことを「伝える」ことができたように思います。

お客様のことを第一に考えてくれる人を探して

業界を問わず、「伝える」というスキルは「ファンを作る・増やす」という点で活かされてきました。PRでの仕事では、各アイテムのこだわりやブランドの世界観、コーディネートの楽しさやフォーマルのルールなど多くの情報をウェブという媒体を介して伝えながら、お客様のファッションへの興味を引き上げ、ユナイテッドアローズファンを増やしてきたつもりです。

PRでの刺激的な仕事をしていると、矢のようなスピードで時が過ぎていきました。定年へのカウントダウンをし始める年齢になったとき、ふと自分がいなくなったあとの会社のことを気にするようになったのです。自分の大好きな会社だからこそ、ずっと存続してほしいし、いつまでもお客様に愛される会社であってほしい。次世代の人材が大事になってくる……、そんな気持ちから人事部採用担当の公募に手をあげ、異動することになりました。
今度は「会社のファン」を作る仕事です。応募者を多く集めるためにホームページでの告知や求人を行い、うちの会社を選んでくれるように面接で対応するなど、ここでも「伝える」というスキルは活かせていると思っています。
ユナイテッドアローズは「洋服を売る」だけの会社ではなく、「新しい日本の生活文化の規範を作る」というビジョンをもち、ファッションの力で日本経済の底上げをしていきたいという高い志を持っている会社です。創業メンバーから受け継ぐこういった志を、これからも多くのかたに伝えていきたいですね。

洋服からもお客様からもちょっと離れたように思いますが、それでも人材を探すときは「洋服が好きで、お客様のことを第一に考えてくれる人」かどうかを見ているんです。それがユナイテッドアローズという会社にふさわしい人だと思っていますから。

 

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